すきに生きたらいいんだよ。

ジョンがそう言ってた。うつ病ながら、働き始めました。

とある患者の受診履歴

ほねゆきです。

「精神病患者は転院が多い」という話をよく耳にします。
かくいう私も2年間で2回転院し、今までに4人の医師に診ていただきました。
病院を変える、というのは様々な理由があると思いますが、この記事では私が今までどんな病院にかかったのか、何故転院したのか、体験記として記しています。

A院(引っ越しのため転院)

一番最初にかかった病院。
穏やかな先生で、一番症状がひどいときだったのでとてもお世話になりました。
わりと薬をたくさん出す先生でした。

引っ越しに伴って転院することになりましたが、診断書を書いてもらうときに若干もめて印象が悪くなってしまいました。(診断書を書くのを渋られた)

B院(不信感のため転院)

引っ越し先でネットで見つけた病院。
先生が二人のクリニックでした。

最初はI医師にみてもらっていました。
上記の通り前の病院で紹介状を書いてもらえなかったので、治療はほぼゼロからのスタートでした。

I医師は口数が少なく真面目な方でした。
でも私との相性は悪くなく、睡眠の問題などはかなり努力してくださいました。

B院での治療は順調のように見えましたが、途中で問題が生じました。

I医師が体調をくずし、私の主治医がK医師に変わったのです。


K医師は大学病院で長年統合失調症の研究をしていたらしく、うつ病(この時点では診断されていない)の私のような要領を得ない話し方にイラついていたようです。
ようは、相性が悪かったのです。

K医師の診断はパニック障害でした。
診察の度に泣いていたので無理もないかもしれません。
最後の頃は泣きながら病院へ行き、がんばれ甘えるなと叱咤されて帰るの繰り返しでした。
私はK医師が信じられなくなり、予約をトンズラして転院しました。

C院-現在受診中

内科の先生からの薦めで行ったクリニックでした。

できて間もないクリニックであることと、B院でのこともあって、私は医師を警戒している状態でした。
でも、K医師(B院とは別の方)は私の話をゆっくり聞いてくれて、いままでの生い立ちや症状もひとつひとつ理解してくださいました。
そして何回か受診したときに、「おそらく大うつ病でしょう」と診断されました。
ああ、と自分でも腑に落ちて、病気と言われたのは悲しかったけれど、今までのモヤモヤしたものが無くなった気がしました。

C院のK医師はとても穏やかで、意見を押しつけず、私にはすごく相性が良い先生でした。
症状が回復してから、日常生活に戻れるようになるまで薬を細かく調整してくれました。
私は現在引っ越してC院は遠方になりましたが、それでも通い続けたいと思う病院です。

まとめ

私が転院した理由は、一番は引っ越し、次いで医師との相性でした。
精神科は「病院」より「医師」で選んだほうがいいと思います。
本当にいいと思った医師に出会えたなら、引っ越しなどで遠方になっても変えないほうが良いと思います(ただし体調による)。

転院すると面倒なことも多いでしょうが、自分の都合に合わせて思いきって転院するのもアリだと思います。

皆さんにも良い医師が見つかりますように。

診察内容はジブン手帳にメモしてました。
すごくおすすめの手帳なのでいつか詳しく紹介したいです。